薪ストーブの導入を検討している方にとって、どのブランドを選ぶかは重要なポイントですよね。今回は、ドイツの老舗鋳物メーカー 「LEDA(レダ)」 の薪ストーブに焦点を当て、特徴や評判、価格帯などを詳しく解説します。
「LEDAってどんなブランド?」「どこで購入できるの?」「料理にも使えるの?」などの疑問を解決し、薪ストーブ選びの参考になる情報をお届けします。
記事を読んでわかること
- LEDAとは? ブランドの歴史や特徴
- LEDAの薪ストーブはどこで買える? 正規代理店やカタログ情報
- LEDAの特徴とメリット 高品質な鋳物製造とデザイン性
- LEDAのデメリット 価格や設置に関する注意点
- LEDAの薪ストーブの価格帯 主要モデルの価格情報
- LEDAの薪ストーブで料理はできる? 使い勝手について
- LEDAの評判・レビュー 実際に使った人の感想
- 代表的なモデル紹介 「ALLEGRA500」「ALLEGRA350」「ARUBA450」

薪ストーブ×LEDA(レダ)の評判は? 基本情報やレビューを紹介 について
LEDA(レダ)は、ドイツ北西部のニーダーザクセン州、特にオランダ国境に近いレーア(Leer)という都市に拠点を置く鋳物メーカーです。1873年に創業され、約150年にわたり高品質な鋳物製品を提供し続けています。
創業当初、LEDAは産業用の鋳物製品を主に製造しており、その高い技術力でドイツの鋳物産業を牽引してきました。その後、培った鋳造技術を活かし、薪ストーブの製造にも進出しました。
社名の「LEDA」は、近くを流れるレダ川に由来しています。地域との結びつきを大切にし、レーア市内の車止めのポールやモニュメントの製作、自社製品のデザインを地元の大学と連携して行うなど、地域に密着した企業活動を続けています。
LEDAの製品は、その品質の高さからドイツ国内の鉄道会社や公共機関にも採用されています。鋳造から組み立てまでを自社で一貫して行うことで、徹底した品質管理を実現しています。
このように、LEDAは長い歴史と高い技術力を持ち、地域社会との強い結びつきを大切にしながら、高品質な製品を提供し続けています。

LEDAはどこで買える?カタログは?
LEDAの薪ストーブは、日本国内の正規代理店を通じて購入できます。主な取り扱い店として、
などがあります。各代理店のウェブサイトでは、製品の詳細情報やカタログのダウンロードが可能です。また、ショールームで実際の製品を見学することもできます。購入を検討される際は、最寄りの代理店にお問い合わせいただくと良いでしょう。

LEDAの特徴は?
- 高品質な鋳物製造:LEDA社は、鋳物製造から組み立てまでを自社で一貫して行い、徹底した品質管理を実現しています。
- 環境への配慮:ドイツの厳しい排出ガス規制「BImSchV」をクリアしたモデルを提供しており、環境先進国の基準を満たしています。
- 独自の燃焼システム:「LEDA O2ACTIVE SYSTEM」により、クリーンな燃焼を実現し、高い燃焼効率と低排出ガスを達成しています。
- デザイン性:モダンとクラシックを融合させたデザインで、インテリアに調和しやすく、長い薪の使用が可能なモデルもラインナップされています。
- 機能性:サイドドアからの薪の投入が容易なモデルや、天板での料理が楽しめるモデルなど、ユーザーの利便性を考慮した設計がされています。

LEDAの欠点は?
価格の高さ:高品質な鋳物製品であるため、他の薪ストーブと比較して価格が高めに設定されています。しかし、その品質と性能を考慮すると、適正な価格とも言えます。
重量:鋳物製のため、本体の重量が重く、設置場所の床の強度確認や搬入経路の確保が必要です。設置の際は専門家に相談することをおすすめします。
デザインの地味さ:一部のユーザーからは、LEDAのデザインが地味であるとの指摘があります。派手さや特徴的なデザインを求める方には物足りないと感じられるかもしれません。

LEDAで料理はできる?
LEDA(レダ)の薪ストーブは、暖房だけでなく料理にも活用できます。特に、モデルによっては天板が広く設計されており、調理スペースとして利用することが可能です。例えば、「ALLEGRA 500」では、天板での料理が楽しめるとされています。
薪ストーブの天板は強力な熱源となるため、煮込み料理や焼き物など、多彩な調理が可能です。実際に、多くのユーザーが薪ストーブを活用してピザや肉料理を楽しんでいます。
また、薪ストーブの炉内を利用してピザを焼くこともできます。インスタグラムなどのSNSでは、薪ストーブでピザを焼く動画が投稿されており、石板を使用することで下部が焦げるのを防ぐ工夫が紹介されています。
LEDAのレビューを紹介!
- 操作性と熱効率の高さ「LEDA ALLEGRA500を初めて焚きました。着火のスピードが速く、操作性も抜群です。鋼板製薪ストーブと同様の操作感で、さらに輻射対流の効果も良好です。子供からお年寄りまで容易に焚ける薪ストーブだと感じました。」 ameblo.jp
- デザインと機能性のバランス「ALLEGRA500は、シンプルでモダンなデザインが特徴です。50cmの薪が使用できる広い炉内や、外気導入アダプタの標準装備、サイドローディングドアなど、機能性も抜群です。最新の薪ストーブとして、欲しい機能を兼ね備えています。」 makiclub-stove.com
- 高い品質とコストパフォーマンス「LEDAの薪ストーブは、販売価格帯がリーズナブルで、お客様へ推奨できる製品です。消耗部品も少なく、長く使用できる薪ストーブだと思います。」 ameblo.jp
これらのレビューから、LEDAの薪ストーブは操作性、デザイン、機能性、そしてコストパフォーマンスに優れていることが伺えます。
ALLEGRA500:シンプルモダンなデザインと高機能を兼ね備えた薪ストーブ
基本情報
ALLEGRA500は、欧州のECO DESIGN2022およびドイツの厳しい排出ガス規制「BImSchV」をクリアしており、環境に配慮した設計が特徴です。シンプルでモダンなデザインは、さまざまなインテリアに調和します。
メリット
- ワンレバー操作:空気調整を一つのレバーで行えるため、操作が簡単です。
- 広い炉内:最大50cmの薪が使用可能で、長い薪でも対応できます。
- 外気導入アダプタ標準装備:外部からの空気を取り入れることで、室内の空気を汚さず効率的な燃焼が可能です。
- サイドローディングドア:側面からの薪の投入が容易で、炉内の温度低下や煙の室内漏れを防ぎます。
- 広い天板:調理スペースとして活用でき、煮込み料理などが楽しめます。
- サイドリブ加工:鋳物の表面積を増やし、暖房効率を高めます。
使える薪の長さ
ALLEGRA500の炉内は広く設計されており、最大で50cmの薪を使用することができます。これにより、薪の選択肢が広がり、長時間の燃焼が可能となります。
価格
ALLEGRA500の本体価格は495,000円(税込)です。
規格表
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | W650×H720×D518 mm |
重量 | 155 kg |
定格出力 | 8.0 kW |
暖房能力 | 約60〜150 m² |
最大薪長 | 50 cm |
煙突接続径 | 135 mm |
煙突接続方向 | 上方・後方 |
燃焼効率 | 78% |
放熱形式 | 輻射熱式 |
燃焼方式 | O2ActiveSystem |
使用燃料 | 薪専用 |
外気導入 | オプション対応 |
本体価格 | 495,000円(税込) |

ALLEGRA 350:コンパクトで高性能、環境に優しい薪ストーブ
基本情報
ALLEGRA 350は、欧州のECO DESIGN2022およびドイツの厳しい排出ガス規制「BlmSchV」をクリアしており、環境に配慮した設計が特徴です。シンプルでモダンかつコンパクトなデザインは、日本の様に小さい家にもフィットします。
メリット
- コンパクト設計:省スペースでの設置が可能なため、小規模な住宅や部屋にも適しています。
- 高い燃焼効率:炉内はバーミキュライトで覆われており、燃焼効率が高く、排出ガス中の不純物も少ないです。
- 簡単な操作性:ワンレバーでの空気調整が可能で、操作が容易です。
- 外気導入アダプタ標準装備:高断熱住宅でも効率的な燃焼が可能です。
- 広い天板:調理スペースとして活用でき、煮込み料理などが楽しめます。
- サイドリブ加工:鋳物の表面積を増やし、暖房効率を高めます。
これらの機能により、ALLEGRA 350は使い勝手と性能の両面で優れています。
使える薪の長さ
ALLEGRA 350の炉内には、最大で35cmの薪を使用することができます。このサイズは、一般的な薪の長さに対応しており、取り扱いやすさが特徴です。
価格
ALLEGRA 350の本体価格は462,000円(税込)です。
規格表
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | W500×H700×D428 mm |
重量 | 125 kg |
定格出力 | 6.0 kW |
暖房能力 | 約45〜110 m² |
最大薪長 | 35 cm |
煙突接続径 | 110 mm |
煙突接続方向 | 上方・後方 |
燃焼効率 | 80% |
放熱形式 | 輻射熱式 |
燃焼方式 | O2ActiveSystem |
使用燃料 | 薪専用 |
外気導入 | オプション対応 |
本体価格 | 462,000円(税込) |

ARUBA450:クラシックデザインと高い燃焼効率を誇る大型薪ストーブ
基本情報
ARUBA450は大型薪ストーブで、クラシックなデザインが特徴で、伝統的な雰囲気を持ちながらも高い燃焼効率を実現しています。
メリット
- 広い開口部と炉内:開口部は39cmと広く、内部はさらに広いため、薪の投入が容易です。
- サイドローディングドア:側面からの薪の投入が可能で、最大約45cmの薪を使用できます。
- 高い暖房能力:定格出力9.0kWで、約70~160㎡の広さを暖めることができます。
- 優れた燃焼効率:高い燃焼効率を誇り、環境にも配慮した設計となっています。
使える薪の長さ
ARUBA450では、サイドローディングドアから最大約45cmの薪を投入することが可能です。
価格
ARUBA450の価格については、各販売店にお問い合わせください。価格は店舗や地域によって異なる場合があります。
規格表

薪ストーブ×LEDA(レダ)の評判は? 基本情報やレビューを紹介 まとめ
まとめ
LEDA(レダ)の薪ストーブは、高品質な鋳物製造技術と環境に配慮した設計が特徴です。ドイツの厳しい排出ガス規制をクリアしながら、高い燃焼効率と使いやすさを兼ね備えています。シンプルで洗練されたデザインは、モダンな住宅からクラシックなインテリアまで幅広くマッチします。
特に、「ALLEGRA500」「ALLEGRA350」「ARUBA450」は、それぞれ異なるニーズに対応したモデルです。広い炉内を持つALLEGRA500、コンパクトながら高性能なALLEGRA350、クラシックなデザインのARUBA450など、用途や設置スペースに応じて選択できます。また、薪ストーブでの調理も可能で、薪火の温もりとともに料理を楽しめるのも魅力のひとつです。
薪ストーブ選びは、ライフスタイルに大きく関わる重要な決断です。LEDAの薪ストーブで、暖かく快適な冬を過ごしてみませんか?あなたにぴったりのモデルを見つけて、薪火ライフを楽しみましょう!

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