薪ストーブの導入を検討している皆さん、特にデンマーク製のHWAM(ワム)に興味をお持ちの方へ、この記事ではHWAMの基本情報や特徴、購入方法、価格帯、ユーザーからの評判、具体的なモデルの詳細などを詳しくご紹介します。

スポンサーリンク

この記事でわかること

  • HWAMの基本情報と歴史
  • 購入方法とカタログ情報
  • HWAMの強みと特徴
  • 価格帯の目安
  • ユーザーからの評判
  • 料理ができるモデルや、鋳物、鋼板製について
  • 各モデル(クラシック4、4620C、3630、3110C)の詳細

スポンサーリンク

薪ストーブ×HWAM(ワム) 評判は?基本情報も紹介 について

HWAMはどこの国?歴史は?

HWAM(ワム)は、北欧のデンマークに本社を構える薪ストーブメーカーです。デンマークは持続可能なエネルギーと環境保護の先進国として知られ、薪ストーブ文化も深く根付いています。その中でもHWAMは、エネルギー効率とデザイン性の両立を追求するメーカーとして高い評価を受けています。

HWAMの歴史は1976年に始まります。当時のオイルショックを契機に、石油に代わる暖房手段として薪ストーブが注目されました。創業者のウォルフガング・ヨハンセンは、この機に地元のデザインと最新技術を融合させた薪ストーブを作り始めました。

その後、HWAMは革新的な技術開発を続け、特許技術である「HWAM Autopilot™」や「HWAM SmartControl™」を開発。これにより、燃焼効率の最適化や環境への負荷軽減を実現しました。また、家具デザイナーのアナース・C・ファスタホルトとのコラボレーションにより、北欧らしいミニマルで洗練されたデザインを確立しています。

現在、HWAMはデンマーク国内のみならず、世界各国で愛されるブランドに成長しました。環境性能に優れ、都会でも使用できる清潔な燃焼システムを備えた製品は、持続可能なライフスタイルを志向する人々に支持されています。

スポンサーリンク

HWAMはどこで買える?カタログは?

HWAMの薪ストーブは、日本国内の正規代理店やショールームで購入できます。全国に広がる正規ディーラーでは、実物を確認しながら専門スタッフによるアドバイスを受けられるため、初心者でも安心して選べます。代表的な販売店としては、長野県伊那市の「エープラス」や、北海道札幌市の「神楽ストーブ」などが挙げられます。

また、公式ウェブサイトや各代理店のページからカタログを請求することも可能です。これにより、最新のモデル情報や機能、価格帯を比較しながら検討できます。一部の店舗ではオンライン相談も行っているため、遠方の方でも気軽に購入計画を立てることができます。

薪ストーブの設置には煙突工事など専門的な作業が必要なため、購入後のサポート体制が整った正規ディーラーを利用するのがおすすめです。カタログを手に入れて、理想の薪ストーブを見つけてみてください。

スポンサーリンク

HWAMの強みは?

HWAM(ワム)の薪ストーブは、北欧デザインと先進技術が融合した製品で、以下の強みが際立っています。

1. 洗練された北欧デザイン

HWAMの薪ストーブは、家具デザイナーのアナース・C・ファスタホルトが手掛けるシンプルでミニマルなデザインが特徴です。直線と曲線を活かした造形は、モダンな空間にもクラシックなインテリアにも馴染み、実用性だけでなく美しさも兼ね備えています。

2. 高い燃焼効率

独自の技術「HWAM Autopilot™」が、燃焼中の酸素量を自動調整して効率的な燃焼を実現。さらに、電子制御の「HWAM SmartControl™」を搭載したモデルでは、スマートフォンで室温を設定するだけで、最適な燃焼状態を保ちます。これにより薪の消費量を抑え、燃焼時間を延長することが可能です。

3. 環境への配慮

厳しいEU基準をクリアした環境性能もHWAMの大きな強みです。煙の排出を抑えたクリーンな燃焼システムにより、都市部でも使用可能。地球環境に優しいライフスタイルを志向する方に最適です。

4. 簡単で便利な操作性

初心者でも扱いやすい設計もポイントです。薪を補充するタイミングを知らせるアラート機能や、操作が直感的な設計により、ストレスなく使用できます。

これらの特徴が、HWAMを世界中の薪ストーブ愛好者から支持される理由です。暖かさだけでなく、暮らしを豊かにする一台として選ばれています。

スポンサーリンク

HWAMの価格帯は?

HWAMの薪ストーブは、高性能で洗練されたデザインを持つプレミアムな製品として、価格帯はモデルや機能によって幅があります。基本的なモデルはおおよそ70万円台からスタートし、高性能な機能を備えたモデルでは100万円を超える場合もあります。

例えば、オートパイロット機能を搭載した「HWAM 3630」は約74万円(税込)から、電子制御の「SmartControl™」モデルでは約88万円(税込)とされています。さらに大型で高機能なモデルになると100万円を超えることが一般的です。

加えて、薪ストーブの設置には煙突工事やアクセサリー費用が必要となるため、トータルコストとしてはさらに上乗せされることを考慮する必要があります。代理店による価格相談や見積もりを活用して、予算内で最適なモデルを選ぶのがおすすめです。

スポンサーリンク

HWAMの評判は?

洗練されたデザインと機能性に一目惚れ
『デンマーク製の「HWAM CLASSIC4」をカタログで見た瞬間、「これだ!」と一目惚れし、即決で購入を決めました。そのデザイン性と機能性、そして炎の美しさに魅了され、他の薪ストーブが目に入らなくなりました。』 Syka

コンパクトながら高い暖房性能に満足
『「HWAM 4620C」の設置後、シンプルでスマートなデザインとコンパクトさに満足しています。特に、45cmの薪が入る大きな燃焼室と大きなフロントガラスから見える美しい炎が魅力的で、暖房面積も広く、着火の瞬間から暖かさを実感できる』 マイトカチ

オートパイロット機能の便利さを実感
『「HWAM Autopilot™」機能により、面倒な空気調整を一切することなく最適な燃焼状態を維持できる点を高く評価できる。燃焼状態を自動で検知し、一次燃焼空気と二次燃焼空気、エアーウォッシュ空気のバランスを自動調整するシステムが、薪ストーブの操作を簡単にし、初心者にも扱いやすい。』 マイトカチ

スポンサーリンク

鋳物製、鋼板製のどっち?料理ができるモデルはある?

鋳物製と鋼板製の違い

HWAMの薪ストーブは主に鋼板製です。鋳物製と比較すると、鋼板製は熱伝導性に優れており、熱を素早く広範囲に伝える特性があります。そのため、薪ストーブ全体が早く温まり、調理にも適しています。一方で、鋳物製ストーブは蓄熱性が高く、火を消した後も長時間暖かさを維持する特性がありますが、HWAMは熱効率の高さを重視して鋼板製が採用されています。

調理が可能なモデル

「HWAM 3630」や「HWAM Classic 4」は調理にも対応できるトッププレートを持ち、スープや煮物を作ったり、フライパンで焼き物を楽しむことができます。ただし、直接火にかけるわけではないため、熱の加減を見ながら調理する必要があります。

HWAMはシンプルなデザイン性だけでなく、こうした実用性も兼ね備えているため、料理を楽しみたい方にもおすすめです。

スポンサーリンク

クラシック4:北欧の伝統と最新技術が融合した薪ストーブ

「クラシック4」は、デンマークの伝統的なデザインと先進的な機能を兼ね備えた薪ストーブです。洗練されたフォルムと高い実用性で、多くの薪ストーブ愛好家から支持を受けています。

良いところ

  • 多機能性: オプションのオーブンやウッドセクションを組み合わせることで、調理や薪の収納が可能となり、生活の幅が広がります。
  • 高効率な燃焼: 独自の「HWAM Autopilot™」機能により、最適な空気配分を自動調整し、効率的な燃焼を実現します。
  • デザイン性: クラシカルな外観は、現代の住宅にも調和し、インテリアとしての魅力も高いです。

悪いところ

  • 設置スペース: オーブンやウッドセクションを追加する場合、設置スペースが必要となります。
  • 価格: 高品質な製品であるため、初期投資が高めです。

使用可能な薪の長さ、価格

クラシック4では、25cmから33cmの薪が使用可能です。適切なサイズの薪を使用することで、効率的な燃焼が期待できます。

  • 本体価格: ¥528,000(税込)
  • オーブン: ¥220,000(税込)
  • ウッドセクション: ¥88,000(税込)

※設置費用や煙突工事費用は別途必要となります。

製品規格

項目詳細
暖房面積30〜150㎡
熱出力3〜8kW(2,580〜6,880kcal/h)
熱効率79%
薪の長さ250〜330mm
本体サイズH721×W600×D400mm
本体+オーブンサイズH1,099×W600×D400mm
本体+オーブン+ウッドセクションサイズH1,319×W600×D400mm
オーブン庫内サイズH235×W460×D265mm
本体重量108kg
オーブン重量70kg
ウッドセクション重量12kg

HWAM 4620c:コンパクトで高性能な北欧デザイン薪ストーブ

「4620c」は、洗練された北欧デザインと高い機能性を兼ね備えた薪ストーブです。コンパクトな設計ながら、最大45cmの薪に対応する広い燃焼室を持ち、効率的な暖房を提供します。

良いところ

  • 省スペース設計: 高さ848mmと低めの設計で、小さなスペースにも設置可能。日本の住宅事情にも適しています。 
  • 高効率燃焼: 独自の「HWAM Autopilot™」機能が最適な空気配分を自動調整し、燃焼効率を高めます。 
  • デザイン性: シンプルでスマートなデザインは、さまざまなインテリアに調和し、視覚的な美しさを提供します。 

悪いところ

  • 価格: 高品質な製品であるため、初期投資が必要です。設置費用や煙突工事費用も別途考慮する必要があります。
  • 重量: 本体重量が119kgと重いため、設置場所の床強度を確認する必要があります。

使用可能な薪の長さ、価格

30cmから45cmの薪に対応しており、長めの薪も使用可能です。 

本体価格は572,000円(税込)です。設置費用や煙突工事費用は別途必要となります。 

製品規格

項目詳細
暖房面積30〜180㎡
熱出力3〜9kW(2,580〜7,740kcal/h)
熱効率80%
薪の長さ300〜450mm
本体サイズH848×W630×D406mm
本体重量119kg
トップ素材鋳鉄
フロントドア鋳鉄
サイドパネルスチール
煙突取り付け上方・後方どちらでも対応
外気導入可能
コンベクション室内空気をストーブ内部で暖め室内に放出
スポンサーリンク

HWAM 3630:洗練されたデザインと高効率を兼ね備えた薪ストーブ

「3630」は、北欧デザインの美しさと先進技術を融合させた円筒型の薪ストーブです。三面にガラスを配し、どの角度からも炎の揺らめきを楽しめる設計が特徴です。

良いところ

  • 全方位からの炎の鑑賞: 三面ガラスにより、部屋のどこからでも美しい炎を眺められ、視覚的な暖かさを提供します。 
  • 高い暖房性能: 最大9kWの熱出力で、広い空間でも効果的に暖めます。 
  • 自動燃焼制御: 「HWAM Autopilot™」や「HWAM SmartControl™」により、最適な燃焼状態を自動で維持し、薪の消費量を削減します。 

悪いところ

  • 重量: 本体重量が136kgと重いため、設置場所の床強度を確認する必要があります。 
  • 価格: 高品質な製品であるため、初期投資が高めです。設置費用や煙突工事費用も別途必要となります。 

使用可能な薪の長さ、価格

25cmから33cmの薪に対応しており、一般的な薪サイズでの使用が可能です。 

  • Autopilot™モデル: ¥748,000(税込)
  • SmartControl™モデル: ¥880,000(税込)

※設置費用や煙突工事費用は別途必要となります。 

製品規格

項目詳細
暖房面積30〜170㎡
熱出力3〜9kW(2,580〜7,740kcal/h)
熱効率78.3%(Autopilot™)/ 80.7%(SmartControl™)
薪の長さ250〜330mm
本体サイズH1,147×W556×D451mm
本体重量136kg
煙突取り付け上方・後方どちらでも対応
外気導入可能
コンベクション室内空気をストーブ内部で暖め室内に放出

HWAM 3630は、デザイン性と機能性を両立させた薪ストーブとして、多くのユーザーから高い評価を受けています。

HWAM 3110c:コンパクトでも驚くほど暖かい北欧デザイン薪ストーブ

「3110c」は、洗練された北欧デザインと高い機能性を兼ね備えたコンパクトな薪ストーブです。小型ながらも優れた暖房性能を持ち、さまざまな設置オプションで多様なインテリアに調和します。

良いところ

  • 省スペース設計: 高さ755mmのコンパクトなサイズで、小さなスペースにも設置可能。日本の住宅事情にも適しています。 
  • 多様な設置方法: 床置き、スタンド(3cmまたは30cm)、壁掛け設置が可能で、インテリアやスペースに合わせて柔軟に対応できます。 
  • 高効率燃焼: 独自の「HWAM Autopilot™」システムが最適な空気配分を自動調整し、燃焼効率を高めます。 

悪いところ

  • 暖房能力の限界: 最大熱出力が7kWであるため、非常に広い空間の暖房には不向きです。
  • 追加オプション費用: スタンドやウォールブラケットなどのオプションは別途費用がかかります。

使用可能な薪の長さ、価格

25cmから30cmの薪に対応しており、一般的な薪サイズでの使用が可能です。 

  • 本体価格: ¥506,000(税込)
  • スタンド30cm: ¥61,500(税込)
  • スタンド3cm: ¥28,600(税込)
  • ウォールブラケット: ¥23,100(税込)

※設置費用や煙突工事費用は別途必要となります。 

製品規格

項目詳細
暖房面積20〜130㎡
熱出力2〜7kW(1,720〜6,020kcal/h)
熱効率78%
薪の長さ250〜300mm
本体サイズH755×W479×D414mm
本体重量88kg
本体+スタンド30cmサイズH1,055×W479×D414mm
総重量(本体+スタンド30cm)101kg
本体+スタンド3cmサイズH785×W479×D414mm
総重量(本体+スタンド3cm)91kg
煙突取り付け方向上方・後方どちらでも対応
外気導入可能
コンベクションシステム室内空気をストーブ内部で暖め室内に放出

HWAM 3110cは、コンパクトなサイズながら高い暖房性能とデザイン性を備え、多様な設置オプションでさまざまな空間にフィットします。

スポンサーリンク

薪ストーブ×HWAM(ワム) 評判は?基本情報も紹介 まとめ

まとめ

HWAM(ワム)の薪ストーブは、北欧デザインと先進技術を融合させた暖房器具として、多くの愛好者から支持を集めています。その洗練された外観はインテリアとしても魅力的で、どのモデルもモダンな住宅やクラシックな空間に美しく調和します。また、効率的な燃焼を実現する「HWAM Autopilot™」や「SmartControl™」などの独自技術により、燃料消費を抑えながら快適な暖房を提供する点が大きな特徴です。

記事内で紹介した各モデルには、それぞれ異なる特徴があります。例えば、「クラシック4」は調理や薪の収納が可能な多機能型、「4620c」は省スペース設計ながら広い燃焼室を持つモデル、「3630」は三面ガラスを備えた高いデザイン性が特徴。そして「3110c」はコンパクトで多様な設置方法が魅力です。

これらのモデルは価格や設置スペース、暖房能力などで選択肢が異なるため、自宅の環境やライフスタイルに合った一台を選ぶことが重要です。薪ストーブの導入を検討する際は、設置場所やコストを考慮しつつ、最適なモデルを探してみてください。

自然の力で暖を取るHWAMの薪ストーブは、エコで快適な生活を実現するパートナーになるでしょう。興味のある方は、ぜひ正規代理店やショールームで実物を体験してみてください。

スポンサーリンク