寒い季節、お部屋をポカポカにしてくれる薪ストーブ。でも、せっかくなら見た目も可愛くて、おしゃれなものがいいですよね? そこで今回ご紹介するのが「だるま薪ストーブ」。
コロンとした丸いフォルムが特徴で、どこか懐かしく、レトロな雰囲気を演出してくれるストーブです。
薪ストーブといえば、大きくてゴツいイメージを持っている方もいるかもしれませんが、だるまストーブはコンパクトなものも多く、お部屋のインテリアとしても抜群。もちろん暖房性能も優れていて、薪の燃える温もりをしっかりと感じられます。
今回は、そんな「だるま薪ストーブ」の魅力をたっぷりお伝えします! メリット・デメリット、薪ストーブと石油ストーブの違い、使い方、さらにはおすすめのストーブまで詳しく解説。これから薪ストーブデビューを考えている方も、買い替えを検討している方も、ぜひ最後まで読んで、お気に入りの一台を見つけてくださいね!
この記事でわかること
- だるま薪ストーブの特徴と魅力
- だるま薪ストーブのメリット・デメリット
- 薪ストーブと石油ストーブの違い
- だるま薪ストーブの中古品の選び方
- だるま薪ストーブの基本的な使い方
- おすすめのだるまストーブ5選

薪ストーブ×だるま ぽってり可愛い薪ストーブを紹介! について
だるま薪ストーブとは?

「だるま薪ストーブ」は、その名の通り、だるまのような丸いフォルムが特徴的な薪ストーブです。昔ながらのデザインで、どこか懐かしく温かみのある雰囲気が魅力。特に昭和時代の学校や公共施設などで使われていたこともあり、レトロなインテリアとしても人気があります。
このストーブの最大の特徴は、シンプルな構造と優れた暖房性能。鋳物製の本体は熱を蓄えやすく、一度温まるとじんわりと長時間部屋を暖めてくれます。また、上部がフラットになっているため、やかんを置いてお湯を沸かしたり、鍋で煮込み料理を作ったりすることも可能。薪の炎の揺らめきを眺めながら、ほっとする時間を楽しめるのも魅力です。
最近では、アウトドアやキャンプ用の小型モデルも登場しており、家庭用だけでなく屋外でも活躍します。薪ストーブ初心者でも扱いやすいシンプルな作りなので、レトロで可愛い薪ストーブを探している方にはぴったりの一台です。
良いところ

だるま薪ストーブの魅力は、なんといっても シンプルでレトロなデザインと優れた暖房性能。お部屋に置くだけで、どこか懐かしく温かみのある雰囲気を演出してくれます。特に、鋳物製の本体は熱をしっかりと蓄え、一度温まると長時間じんわりと部屋を暖めてくれるのが特徴です。薪が燃えるやさしい炎のゆらめきは、視覚的にも心を落ち着かせてくれます。
また、調理にも使える多機能性もポイント! ストーブの上部がフラットになっているため、やかんを置いてお湯を沸かしたり、鍋を使って煮込み料理を作ることができます。
さらに、薪ストーブの中でも比較的コンパクトなサイズが多く、導入しやすいのもメリットのひとつ。薪ストーブ初心者でも扱いやすいモデルが多く、インテリアとしても映えるため、薪ストーブデビューにもおすすめです!
悪いところ

だるま薪ストーブには多くの魅力がありますが、デメリットもいくつかあります。まず 設置とメンテナンスの手間。薪ストーブは煙突の設置が必須で、これには専門的な知識や工事が必要です。また、使用後の灰の掃除や定期的な煙突のメンテナンスを怠ると、煙の逆流や火災の原因になることも。手間を惜しまずしっかり管理することが大切です。
次に 薪の準備が必要 という点。薪は自然素材のため、しっかり乾燥させる必要があり、燃やす前に適切な保管スペースも確保しなければなりません。都市部に住んでいる場合、薪の調達が難しいこともあるため、安定して入手できるか事前に確認が必要です。
さらに 火の管理に注意が必要。薪ストーブは強い火力を持ちますが、火の粉が飛ぶこともあるため、安全対策をしっかり行わないと火災のリスクが高まります。また、一酸化炭素中毒を防ぐために、適切な換気も不可欠です。便利で暖かい薪ストーブですが、安全面には十分配慮しながら使用する必要があります。
薪が面倒な人は石油ストーブもある

薪ストーブに憧れるけれど、「薪の準備や管理が面倒…」「煙突の設置が難しい…」という方には、石油ストーブという選択肢もあります。石油ストーブは、灯油を入れて点火するだけで使えるため、薪の調達や保管の手間がなく、比較的手軽に導入できます。
また、薪ストーブは火をつけるのに時間がかかるのに対し、石油ストーブはすぐに温まる即暖性が魅力。忙しい朝や、帰宅後すぐに部屋を暖めたいときに便利です。さらに、薪ストーブと同じように天板に鍋ややかんを置いて調理ができるモデルもあり、実用性もバッチリ。
特に、だるまストーブのデザインを踏襲したレトロな石油ストーブも販売されており、薪ストーブの雰囲気を楽しみながら、より手軽に暖房を確保することができます。「薪の準備が大変だけど、温かみのあるストーブがほしい!」という方は、ぜひ石油ストーブも検討してみてください。

薪ストーブと石油ストーブはどちらが良い?

薪ストーブと石油ストーブ、どちらも暖房器具として人気ですが、それぞれに異なる特徴があります。どちらが良いかは、使用環境やライフスタイルによって変わるため、メリット・デメリットを比較しながら選ぶのがおすすめです。
薪ストーブのメリット・デメリット
薪ストーブは、自然の薪を燃料とするため、炎のゆらめきを楽しめるのが大きな魅力。鋳物製のモデルなら蓄熱性が高く、一度温まると長時間じんわりと暖かさをキープしてくれます。さらに、天板で調理もできるため、暖房+料理の二役をこなせるのもポイントです。ただし、煙突の設置が必要で、薪の確保やメンテナンスなどの手間がかかるため、使いこなすにはある程度の知識と準備が必要です。
石油ストーブのメリット・デメリット
石油ストーブは、灯油を入れて点火するだけで簡単に使えるのが魅力。薪ストーブのように薪の調達や煙突の設置が不要なので、都市部の住宅やアパートでも導入しやすいです。さらに、即暖性があり、寒い朝や帰宅後すぐに部屋を暖めたいときに便利。一方で、灯油の補充や換気の必要があり、燃料代も考慮する必要があります。
どちらを選ぶべき?
「手間をかけても炎のある暮らしを楽しみたい」なら薪ストーブ、「手軽に暖まりたい」なら石油ストーブがおすすめ。設置環境やライフスタイルに合わせて、最適なストーブを選びましょう!
だるま薪ストーブは中古で買える?

「だるま薪ストーブが欲しいけど、新品はちょっと高い…」という方には中古のだるま薪ストーブという選択肢もあります。中古品なら、新品よりも安く手に入ることが多く、レトロなデザインのヴィンテージモデルも見つかることがあります。特に、昔ながらの鋳物製だるまストーブは耐久性が高く、しっかり手入れされていれば長く使えるのも魅力です。
ただし、中古品を購入する際は状態をしっかりチェックすることが重要です。特に、鋳物部分のひび割れや錆、扉の密閉性、煙突接続部の劣化などは要確認。煙突や付属パーツが揃っているかもチェックしておきましょう。また、オークションサイトやフリマアプリでの購入は、実物を確認できないため注意が必要です。
だるま薪ストーブの使い方


だるま薪ストーブはシンプルな構造ですが、安全かつ効率的に使うためのポイントを押さえておくことが大切です。ここでは、基本的な使い方と注意点を解説します。
1. 設置と準備
まず、安定した床の上に設置し、煙突を正しく取り付けます。煙突の角度や長さによって燃焼効率が変わるため、取扱説明書を確認しながら設置しましょう。また、ストーブの周囲には可燃物を置かず、耐火マットを敷くと安全です。
2. 着火
薪を入れる前に、まず焚きつけ用の細い木材や新聞紙をセットします。次に、中くらいの太さの薪を置き、火をつけます。空気の流れを良くするために、最初は扉を少し開けておくと着火しやすくなります。火が安定してきたら、大きめの薪を追加して火力を維持します。
3. 火力の調整
火力は薪の量や空気の取り込み口で調整します。薪が燃えすぎると急激に温度が上がるため、空気量を調節しながら適度な火力を保ちましょう。
4. 片付けとメンテナンス
燃焼後は完全に灰が冷めてから処理します。灰は専用の灰取りスコップなどで取り除き、定期的に煙突掃除を行うことで、長く安全に使用できます。
正しい使い方を守ることで、だるま薪ストーブの魅力を最大限に楽しむことができます!
だるまストーブおすすめ5選
1. ホンマ製作所 DM-700TX

ホンマ製作所のDM-700TXは、伝統的なだるま型の鋳物製薪ストーブです。本体サイズは幅490×奥行565×高さ785mm、重量は約61kg。暖房面積は約15~20坪(約50~66平方メートル)と広範囲をカバーします。
メリット:鋳物製のため蓄熱性が高く、一度温まると長時間暖かさを維持します。上部の天板で調理も可能で、煮込み料理やお湯を沸かすことができます。また、レトロなデザインはインテリアとしても魅力的です。
価格:市場価格は約70,000円前後ですが、販売店や時期によって変動するため、最新の価格は各販売店でご確認ください。

2. クラフトヒッテコ タコストーブ

クラフトヒッテコのタコストーブは、明治時代の鉄道ストーブを復刻した薪ストーブです。本体サイズは直径約350mm、高さ約700mm、重量は約20kg。コンパクトなサイズで、キャンプなどのアウトドアシーンでも活躍します。
メリット:独特の丸みを帯びたデザインが特徴で、インテリアとしても映えます。小型で持ち運びやすく、アウトドアでの使用にも適しています。上部で簡単な調理も可能です。
価格:市場価格は約80,000円前後ですが、販売店や時期によって変動するため、最新の価格は各販売店でご確認ください。

BRUNO 全方位型ファンヒーター Classic Stove(電気式)

BRUNOの「全方位型ファンヒーター Classic Stove」は、電気式のファンヒーターで、だるまストーブをモチーフにしたデザインが特徴です。サイズは幅388×奥行388×高さ483mm、重量は約5kgです。
メリット
360度全方位に温風を送ることができ、部屋全体をムラなく暖めます。電気式のため、燃料の補充や煙突の設置が不要で、手軽に使用できます。レトロなデザインがインテリアにマッチし、カラー展開も豊富です。
価格
価格は約15,000円前後で、デザイン家電としては手頃な価格帯です。

4. アラジン BF-3911G

アラジンのBF-3911Gは、ブルーフレームが美しい石油ストーブです。本体サイズは幅388×奥行405×高さ551mm、重量は約8.5kg。暖房出力は2.68kWで、約7畳までの空間を暖めます。
メリット:青い炎が特徴的で、視覚的にも暖かさを感じられます。石油ストーブのため、薪の準備が不要で手軽に使用できます。レトロなデザインはインテリアとしても人気があります。
価格:市場価格は約40,000円前後ですが、販売店や時期によって変動するため、最新の価格は各販売店でご確認ください。

5. NET-O 石油ストーブ

NET-Oの石油ストーブは、コンパクトで持ち運びやすいデザインが特徴です。本体サイズや重量、暖房能力などの詳細なスペック情報は公開されていない場合があります。
メリット:小型で軽量なため、キャンプやアウトドアでの使用に適しています。石油ストーブのため、薪の準備が不要で手軽に使用できます。シンプルなデザインで、さまざまなシーンにマッチします。
価格:市場価格は約10,000円前後ですが、販売店や時期によって変動するため、最新の価格は各販売店でご確認ください。
薪ストーブ×だるま ぽってり可愛い薪ストーブを紹介! まとめ
以上、薪ストーブから石油ストーブ、キャンプに適したモデルまで、だるまストーブのおすすめ5選をご紹介しました。それぞれ特徴やメリットが異なりますので、ご自身のライフスタイルや用途に合わせて選んでみてください
だるま薪ストーブは、レトロで可愛らしいデザインと高い暖房性能を兼ね備えた、魅力たっぷりの暖房器具です。薪ストーブならではのじんわりとした温もりや、薪の燃えるパチパチという音、炎の揺らめきを楽しむことができ、ただの暖房器具を超えた「癒しの時間」を提供してくれます。さらに、お湯を沸かしたり、煮込み料理を作ったりできる実用性の高さも魅力のひとつです。
一方で、薪の調達や煙突の設置、定期的なメンテナンスなど、使いこなすには手間もかかるため、その点を理解しておくことが重要です。「薪の準備が大変…」という方には、石油ストーブという選択肢もあります。最近では、だるまストーブのデザインを踏襲した石油ストーブも販売されているので、薪の管理が難しい方でもレトロな雰囲気を楽しめます。
また、中古のだるま薪ストーブも市場に出回っており、上手に選べばコストを抑えつつ、味のある一台を手に入れることも可能。新品・中古問わず、設置環境やライフスタイルに合った最適なストーブを選ぶことが大切です。
今回ご紹介したおすすめのだるまストーブ5選も参考にしながら、お気に入りの一台を見つけて、冬の暮らしをより快適で楽しいものにしてください!

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